日商簿記3級は、財務担当者に必須の基本知識があり、
個人商店や中規模や小規模の経理事務に役立ち、
経理関連の書類を読み取ることができるレベルです。
帳簿を読めたり、お金の流れを把握することができ、
経理や財務の現場で働く人はもちろん、取引先の経営状況を把握する必要がある人が
目指す入門的な資格です。
日商簿記2級との併願が多く、毎回10万人以上が受験する超人気資格となっています。
不況のときに流行る資格取得ですが、その中でもトップクラスの人気資格といえば簿記です。
まずは簿記3級からはじめるのが一般的ということで、初学者はまずはここからスタートです。
勉強時間は3級ですと数週間から2,3ヶ月で十分合格可能です。
個人差はかなり出ると思いますが、目安として50時間程度といわれています。
3級は、商業簿記のみですのでかなり楽でしょう。
日商簿記3級の試験科目は、商業簿記のみです。
合格率は平均して約40%弱程度ですが、回によってバラバラで不安定です。
このようなバラツキがでるのは、70%以上で合格という絶対評価試験だからという結果ですが、
難しいときには13%(107回)ということもあり、このような難しい試験になってしまうこともあるという、
ある意味ギャンブル性がある試験でもあります。
(逆に110回試験のように60%近くというように半分以上近く合格することもあります。)
ただ、前出のとおり、平均して40%の合格率があり、
簡単な部類の資格試験といった印象です。
適正などもありますが、日商簿記3級レベルですと、
独学で合格するのは十分可能です。
市販のテキスト、問題集は豊富にそろっていますし、解説も丁寧なものが多いので、
自分に合ったものを選び間違えなければ、初学者からでも十分独学合格は可能でしょう。
仕訳のルールがいまひとつ解からない。
市販のテキストなどを見て解からない場合や、質問が必要な場合は、
合格のために専門学校の講座を取る方が効率的かもしれません。
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