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◆日商簿記検定試験とは
日商、全経、全商、全産4つの簿記試験の中で、もっとも有名な検定試験といえば、日商簿記であり、
簿記検定といえば、日商簿記のことと社会的にも認識されている試験といっても過言ではありません。
年間に70万人以上も受験する日本でも有数の資格試験となっています。
1級から4級までの試験で1級は毎回2万人程度、
2級は8万〜9万人程度、3級ですと10万人以上受験する試験で、
一般的に簿記検定といえばこの日商簿記のことを指すことが一般的です。
税理士や公認会計士などの難関国家資格を目指す受験生は、
日商簿記をまず受験したり、合わせて受験することも多いです。
1級に合格すると税理士試験の受験資格が与えられます。
◆日本商工会議所による日商簿記検定
●日商簿記試験を勉強することでメリットがでる人々
- 企業の経理・会計担当者
- 利益率を重視する営業担当者
- コスト管理を求められる管理者
- 取引先企業の経営状態を把握したい人
- 公認会計士や税理士等の国家資格をめざす人
- 税務申告を自分で行いたい人
- 有価証券報告書等を分析して資産運用を図りたい人
●日商簿記試験を勉強することで得られるメリット
- 正しく帳簿をつけられる
- 自社の長所や短所を分析できる
- 費用や収益率を意識するようになる
- 取引先企業の経営状況を把握できる
●各級のレベル
- 1級: 税理士、公認会計士などの国家試験の登竜門。大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算並びに会計学を修得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。
- 2級: 高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立つ。
- 3級: 財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ。経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えている。
- 4級: 簿記入門編。小規模小売店の経理に役立つ。勘定科目に仕訳でき、複式簿記の仕組みを理解している。
日商簿記検定は通常3級から受けるのが一般的です。
現に3級は10万人以上も受験しますが、4級は1,000人程度しか受験しません。
3級は商業簿記だけですが、2級からは商業簿記に加え工業簿記が加わります。
3級と2級を合わせて受験する場合も多いです。
さらに1級はいきなり難易度が上がり、商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学の4科目となり、
範囲は税理士や公認会計士とほぼ同じで合格率も10%程度とかなりの難関試験になります。
1級は、1科目ごとに40%以上取らないと不合格となります。
また、企業等で働く社会人に対しても日商簿記の資格取得を勧めている会社も多く、
次の大学などが入学基準・優遇となります。大学・短大
全国の簿記検定試験講座、専門学校をまとめて資料を請求できて、比較検討できます! |
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