簿記資格を取ろうと考えている人、簿記資格を生かして経理や財務の仕事をしたい人にとって、
気になる求人情報。
経理や会計、財務の求人状況はどうなっているのでしょうか。
簿記検定はいろいろありますが、企業で求められている資格で最も多いのは日商簿記2級、
次によく見るのが日商簿記3級です。
経験者でも未経験者でも日商簿記2級を取得しておくことは、必須となっています。
全経等ほかの簿記検定を課している所はほとんど見受けられず、
社会的ニーズがある簿記検定は「日商簿記」となっています。
経理職なので、必要な資格筆頭に簿記があげられますが、
同時に頻繁に並列表記されている資格として、普通自動車免許があります。
今や車の免許はどこにいても必要の場合が多いですが、
会計事務所の場合、顧問先を巡回するために車の免許は必須となっていることが多いです。
特に交通機関が発達していないところや地方ですと特に必要になってくるでしょう。
また、 英検やTOEICのスコアもアピール材料になるかもしれません。
グローバル化で海外資本が入っていたり、輸出・輸入など貿易企業であったりすると英語力も必要となってきます。
例えばハローワークで経理職を検索してみたところ、全国で4,000件ほど求人募集があるようですが、
必要な経験等に「経理の実務経験○年以上」という記述が、かなりの企業に設定されています。
実務経験を課す事で、どれくらいの業務を行ってきて、
どれくらいのスキルがあるかがある程度わかりますので、
即戦力が欲しい採用する側は、資格の有無も重要ですが、
応募者を絞ることができるわけです。
それどころか、資格を持たなくても実務経験が豊富な人材の方を優先したいのが企業の本音。
(簿記くらいもってて当たり前、経験があってスタートラインというのが現状のようです。)
必須経験としてワードエクセルも多く設定してあることが多いです。
パソコンを使ってやることが多い経理ですので、当然といえば当然です。
数値を分析できるエクセルは特に重要でしょう。
経理職に就くには、未経験者は資格を取っただけでは採用されるのは難しく、
ある程度の実務経験が必要です。
実務経験が満たないと応募すらできないかといえば、そうでもない場合もあるので、
積極的に応募し、経験や知識、意欲などアピールし、自分を売り込んでいくことも社会人として重要でしょう。
社会人の三種の神器といえば、会計、IT、英語といわれておりますが、
経理職も例外ではないようです。
経理職は需要も供給も比較的多い職種ですので、ハローワーク、転職サイト、
求人サイトなどネット上でもたくさん探すことができます。
経理職への就職や転職、派遣、アルバイト等の求人サイトを集めてみましたのでご覧ください。
求人を探す方法としては、大手就職転職サイトだけではなく、
税理士事務所などホームページ上で採用情報が公開されている場合もありますので、
そういうところで経理事務員、経理補助、税理士補助などの職種を探すことできます。
ハローワークや求人サイトの採用情報に掲載されている待遇についてまとめてみると次のような内容が多いようです。
●形態
正社員、契約、アルバイト
●給与・報酬
正社員:10万から30万
アルバイト:時給700円から1,500円
●必要な資格・操作例
ある程度の経理実務経験
日商簿記2級程度
普通運転免許
ワードエクセル給与計算などの業務ソフト
全国の簿記検定試験講座、専門学校をまとめて資料を請求できて、比較検討できます! |