簿記は、簿記の簿の字も知らない、簿記の仕組みも知らない人にとっては
まったくわけがわからないものだと思います。
それはどんな分野でもそうですが、簿記の場合は仕訳のルールが分かればOKで、
基本的にあとは数をこなす、電卓を素早く正確に打つ訓練すればだれでも習得できる技術だと思います。
そして、簿記はやらないと忘れるので試験合格までは間を空けることを避けることが重要だと思います。
あまり間を空けると取り戻す時間がもったいないからです。
とにかく簿記はルール通りにこなす。
電卓を叩いて体で覚えることが重要です。
これはどの簿記検定でもどの級でもとりあえずは共通している部分だと思います。
特に商業簿記は顕著です。
工業簿記や、会計学、原価計算が入ってくるくらい上級になると、
範囲も広くなり、ボリュームが多くなり、こなすだけでも大変になります。
その分難易度もあがり、独学で勉強することが非効率になるかもしれません。
初学者の方なら、専門学校に行ったほうが効率的な場合もありますが、
税理士や会計士受験経験がある場合などは、独学でやった方が、効率的などケースバイケースです。
日商簿記は簿記検定の中でも有名で、受験者数も多い級で毎回10万人を超えています。
難易度を計るもののひとつとして合格率がありますが、
合格率は他主催の簿記検定より低い結果が出ており、
日商簿記は特に難易度が高い簿記検定といっても良いでしょう。
日商簿記検定の中でも、日商簿記1級は飛びぬけて高難易度です。
日商簿記4級もありますが、ほとんどは3級からのスタートであり、
難易度もかなり低い試験となっております。
日商簿記ほどではないにせよ、全経簿記検定も3級など10,000人以上が受験する試験です。
合格率比較をしても日商簿記の難易度の方が高いデータが出ております。
全商簿記、全産簿記共に、日商簿記や全経簿記に比べると難易度はやさしくなります。
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